異をとなえん |

「沸騰都市イスタンブール」感想

2008.07.01 Tue

03:39:14

NHKスペシャル「沸騰都市第4回 イスタンブール 激突 ヨーロッパかイスラムか」
を見る。
前の3回とはかなり毛色の変わった感じを受けた。
今までは経済的に発展して、たぎっている都市の話だったのが、
今回は宗教上の問題で熱くなっている都市の話だ。

イスラム教を重視する政党が政権を取っているが、
今までの支配階級は政教分離派で、
官僚機構や経済界を掌握している。
その結果、混迷しているという。
もっとも番組を見たかぎりでは対立している感じは、
あまり受けなかった。

番組の感想は難しい。
トルコの情勢に少し詳しくなったが、それだけの気もする。
普遍的な何かを読み取れなかった。

むしろ、細かい部分でいろいろ面白かった。
ポスポラス海峡を結ぶトンネル工事をしているのは
日本の建設会社だということとか、
ポスポラス海峡の港湾管制が船がたくさんあって大変そうなことだ。
国有地に住みついている人々を強制的に追い払っているのは、
どこの都市でも起こっていそうで、普通に普遍的な話か。
番組の中ではEUと絡めていたが、あまり関係ない気がする。

これで8回シリーズの前半4回が終わったわけだが、
4都市の内3つはイスラムの都市だった。
今回はイスラム教が焦点になっていたので、それを意識したが、
たぶん意味はないんだろうな。

今回一番ショックだったのは、次回の放送が来年の一月ということで、
期待していた私としてはがっかりした。
最後でこじつけ気味にする、次の都市への予告が好きだったのに。
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る