異をとなえん |

英語と日本語の文章の違い

2008.03.18 Tue

16:46:14

英語の文章で日本語と違いを一番感じるのは、会話文で誰が話しているのか判別が難しいところだ。特に性別がわからない。日本語だと性別の違いは、ほとんどわかる。同性で複数の場合でも、微妙に表現を変える事によって、会話文だけで地の文が全然なくても判別できる。北方謙三の文章はそのいい例だ。「水滸伝」では、4、5人が会話文だけで話していても、誰が話しているかがわかって感心した覚えがある。

それに対して英語の場合、男女の違いもわからないし、キャラクターの違いを出すのはさらに難しい。結果、どうしても地の文に、"he said"とか"she said"とかいう文章が出てくる。

英語は読みづらいの中の読みにくさと違って、これはそれなりにわかりやすい。しかし、男女間の会話だとどうも情緒が乏しく感じてしまう。実際の会話では、言葉の調子とかでそれなりに感情表現があると思うのだが、そこらへんが消えている。

それと同じ現象として、一人称の文章での話し手の位置付けがわかりにくいことがある。全て"I"なものだから、男女の違いもわからないし、その他の情報もない。

英語は、そういう情緒的な部分が弱いように感じるのは私だけだろうか。たぶん、副詞を積極的に使うことによって、そこらへんをおぎなっているのだろうけど、初学者にはなかなかわかりにくい。
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