異をとなえん |

増田悦佐氏インタビュー記事

2008.03.05 Wed

03:57:29

「日本文明 世界最強の秘密」の感想記事を書いたが、その著者である増田悦佐氏のインタビュー記事を見つけたのでリンクしておく。

『日本型ヒーローが世界を救う!』 〜著者:増田悦佐に聞く

インタビューの中で印象に残ったのは下記の部分だった。

日本の同人をやっている子たちくらい、前衛なのに前衛意識を持たないで、普通にやっている子たちっていないですよね。運動としていまやっていることは、世界的にみてもとても新しいものを作り上げてしまったのに、当の本人たちには、そういう大それたことをやっているという意識がまったくなくて、自分が好きなことをやっていたら、いつの間にかこうなってしまった。海外でおたく文化を積極的に評価して取り入れようとしている人たちというのは、明らかにそれぞれ自分の国の中での選民だと思っているでしょうね、自分のことを。その差はものすごく大きいことだと思います。


海外でマンガを読んでいる人間は知的エリートという指摘に納得である。松本大洋とか黒田硫黄が、もてはやされた英語の記事を読んだりすると、よくあんな難しいマンガがわかるなと感心したものだが、知的エリートだと確かにそういう事がありそうだ。よくわかんなくても、一応わかったふりをしなければいけないようなマンガという意味だ。黒田硫黄の作品は読む機会がないのだが、松本大洋の作品は普通に面白いけれど。フランスでも、谷口ジローとか吾妻ひでおの難しげなマンガが翻訳されているけど、ああいう難しげなマンガの方がむしろ受けがいいわけだ。
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