異をとなえん |

「中国重視・日本軽視・米朝融和」はそれほど問題なのか?

2008.03.31 Mon

13:53:26

米大統領選と日米関係(2)「ヒラリー・ランドの大番頭と日本軽視論」(2008/3/26)
によると


仮にヒラリー政権が誕生するなら、本当に「ホルブルック国務長官・ヒル国務副長官」体制が発足し、「中国重視・日本軽視・米朝融和」という日本にとっての悪夢の三重奏が現実のものになるのだろうか。


というように、ヒラリー政権が誕生すると大変なことになるらしい。

私はどうも「中国重視・日本軽視・米朝融和」が悪夢の三重奏か疑問である。
訪日をせずに中国を訪れるのは、確かに日本軽視であり間違いなく日本の格を落とし、
外交的には大きな失敗だろう。
しかし、日本を訪れたって身のある会談などあるとは思えない。
総理大臣が単なるシャッポでは来たくもないだろう。
単なる儀礼活動で日本を訪問するほど、米大統領は暇ではあるまい。
日本軽視は確かにいやだが、意味のある外交活動は官僚が実行していれば、
たいして問題のない気もする。

中国重視は正にその反対である。
中国に行けば少くとも、首脳が何を考えているかのヒントが掴める。
日本の予測が容易なのに対して中国の予測は難しい。
中国の経済が急速に大きくなっている現状を考えれれば、
中国と積極的に会談をしながら、それをコントロールしたいと考えるのは当然だろう。

アメリカがそのように考えることこそ問題とも言える。
しかし、現在のチベット問題を見るまでもなく、
本質的にアメリカが中国の共産党独裁政権と手を組むなどありえない。
米中同盟などアメリカに対する侮辱だとさえ思える。
日米同盟がしっかりしていさえすれば、米中が協力して国際情勢に対処する事に問題があるだろうか。

米朝融和についても、それほど気にする必要があるのか。
アメリカの北朝鮮に対する関心が核問題である事は確かだと思う。
核問題さえ解決すれば、米朝は和解するかもしれない。
日本にとって極めて重要である拉致問題を無視して、
米朝が和解したら拉致問題はどうなるのかという懸念はある。

しかし、今までは拉致問題が解決しても核問題が解決しなければ、
日本にとって北朝鮮に飴玉を渡す事は難しかった。
北朝鮮からしてみれば拉致問題は、解決しても得にならないし、
解決しなくても、大きな損にはならない。
日本からの圧力は致命的問題ではないとう意味だ。
核問題さえ解決すれば、北朝鮮にとって拉致問題を解決する大きな意義が生まれる。
そう考えれば、米朝融和もそれほど悪いことではない。
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ブログ更新方針の変更

2008.03.31 Mon

10:50:15

ブログの更新方針を変更する。

まず、一行コメントでもいいとする。
今までは、どうも気取って書いていた。
きちんとした文章でなくてはいけないという気持ちが強過ぎた。
そこらへんを取り払って、もっと気軽に書くようにしたい。
実際の文章はそう違わないかもしれないけど、気持ちとしては随分違うのだ。

それから、更新の頻度を多くする。
きちんとした書き方でなくともいいのだから、頻繁に更新したい。
あてにならない感じだけれど、一行でもいいという気持ちで挑戦したい。

最後に、段落内で改行を入れる。
段落一行というのは、どうも普通のブラウザで見ると見にくいのではないだろうか。
私はw3mで見ているのであまり気にならないのだが、どうも心配だ。
そこで変更してみる。
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MRJの開発決定

2008.03.30 Sun

23:54:28

三菱重工がMRJ(三菱リージョナルジェット)の開発が決定した。
不確定要素がたくさんあって、未来はわからないけど、
夢のある仕事なので成功して欲しい。
前に国産で開発した旅客機YS11の時は失敗した。
理由はいろいろあるけど頑丈だけでは売りにならない。
民間旅客機の場合は頑丈すぎると経済性が悪くなるから、
過剰な頑丈さは技術力の低さといっていい。

今回は少くとも低燃費、低騒音とカタログスペックだけは優れている。
カタログスペックがいいのは、始めて実用化されるギアードターボファンというエンジンを使っているのが大きな理由だ。
結果、機体とエンジンの同時開発という非常に危険な事をしている。
失敗する可能性も高い。
しかし、開発に成功すればある程度は売れる。
リスクある戦いに挑戦する三菱重工の勇気を買いたい。
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日本カテゴリーの記事のカテゴリー変更

2008.03.29 Sat

18:24:20

新規に移民問題カテゴリーを作成して日本カテゴリーから関係した記事を移動しました。日本カテゴリーにあった技術系な記事も技術カテゴリーに移動しました。
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日本はなぜ戦争が下手なのか?

2008.03.28 Fri

19:07:59

第二次世界大戦での日本の戦争の方法は本当に馬鹿にしか見えない。陸軍と海軍の意味のない対立、産業界を戦争に協調させる方法など、そのころの本を読んでいると、腹が立ってくる。なぜに日本はかくも戦争のやり方が下手なのだろうか。私が思うにその理由は次のようなものである。

権力が極めて分散されている日本においては、意志統一に時間がかかる。それを拙速で戦争などしてしまうと、各人各組織が勝手に作業をしてしまい、全体としては大きなムダができてしまう。

日本以外の諸外国は、かなり中央に権力が集中している。その下にいる人間は上の指示に黙って従う。だから、上の人間は大変だけれど、上の人間の考えている範囲内では矛盾やムダがない。

ところが日本では各人の能力を発揮させ全体として力を出していく。その結果、下の人間の言う事を黙って聞いて盲判だけ押しているのがいい上司のようなムードがある。そうすると、下のレベルから持ち上がったアイディアや企画がそのまま上に流れていく。しかし、全体としてみるとムダがあるので、普通は上のレベルの会議でぶつかりあって調整されていく。時間はかかるけど、普通はこれでまあまあ動いている。

戦争の場合はそうはいかない。即断即決が求められるので、どうしても下部が暴走してしまいがちになる。それを止めるには、上の人間が現場を把握し全てを認識して、動かなくてはならない。しかし、普段そうなってないものを、いきなりやろうとしても無理である。そのため、矛盾やムダの多い方法になる。

さらにさかのぼって、日本の政府組織が分権的になる理由を考えてみよう。日本の政府組織が権力分権的な組織になる理由は、平和な国であった事だ。戦争をしないのなら、緊急時にさっと動けるように中央集権になる必要がない。外敵からの侵略がほとんど元寇のみであった日本では、どうしても楽な分権的組織に流れてしまったのだろう。
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『液冷戦闘機「飛燕」』感想

2008.03.27 Thu

15:58:49

「誉」エンジンについての本を読んだ流れで、旧日本軍の他のエンジンについても興味を持ち、『液冷戦闘機「飛燕」 日独合体の銀翼』を読む。

読んだ本は文春文庫版で、元々は1983年2月に出ていた本で、改訂し続けて2006年7月に再刊されたものである。「飛燕」の正式名称は陸軍の三式戦闘機といい、太平洋戦争が始まってから投入された陸軍の主力戦闘機となる。エンジンはドイツからライセンス購入したDB601という液冷エンジンで、そのため日独合体とタイトルになっている。

日本以外の諸外国では液冷エンジンが主流で、日本は空冷エンジンが主流だった。本の内容によると、液冷空冷は一長一短があり、どちらが優れているかの比較は難しいけれど、液冷エンジンの方が複雑で、基礎工業力が弱かった日本にとっては空冷の方が向いていたらしい。

本を読んで日本が負けるのも当然だと、今さらながら思う。陸軍が太平洋戦争開始後に投入した主力戦闘機は、この「飛燕」と次の「疾風」なのだが、「疾風」はエンジンが「誉」でどちらの飛行機もエンジンの不調に泣かされ、満足な性能が発揮できない。複雑すぎて生産が不調で整備もうまくいかない。結局、動くだけでも太平洋戦争開始前から使われていた「隼」の方がましだという話になる。もちろん、戦争中期には「隼」の性能ではアメリカの戦闘機に全然対抗できないので、それもつらいのだが。海軍は太平洋戦争開始前から使っていた主力戦闘機零戦を、使い続けた。後継機を開発できなかったといっていい。陸軍も海軍も太平洋戦争開始前の戦闘機が限界で、それ以後の開発は列強に追いつけなかったということだろう。工業力が劣っているとういのは悲しい話だ。

ただ、整備不良で戦うこともなく終わってしまうかと思って読んだ「飛燕」だが、それなりに戦ってはいる。飛べばまあ互角ではないんだろうけど、ぼちぼちではある。B-29に体当たり攻撃で戦った話は、悲しくはあるけれど、それなりの実績を示している。体当たり攻撃というのは、B-29に高高度約1万メートルで爆撃されると通常武装ではそこまで上がれないので、武装を外して攻撃するために使われた。一応、本土の戦いなので、攻撃後パラシュートで脱出できれば助かるのだが、人間業ではない感じではある。二度も体当たり攻撃して生きて帰った人がいるというのには驚かされる。

全体として、とにかく時間がなかったという印象が強い。本の中でも少しずつ改善はしている。けれど、一年や二年では短すぎる。液冷エンジンをあきらめて、空冷エンジンに変更した五式戦闘機が随分ましになったらしい事を考えると、その印象が深くなる。
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首都一極集中などで検索したページ

2008.03.26 Wed

23:25:14

首都、一極集中などで検索した結果から、面白かったページをリンク。

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