異をとなえん |

指紋採取反対論への反論(その4)

2007.11.25 Sun

03:34:19

4.日本を訪れるビジネス観光客に悪影響

反対論の一つに、ビジネスや観光で訪れる外国人に悪い印象を持たせて、日本に入国する人数が減るという意見がある。

指紋採取は、プライバシーが侵害されるから不快だとか、犯罪者扱いされるからいやだとかという話なのだが、私にはよくわからない。私には指紋採取されて侵害されるプライバシーというものが見当もつかない。何の実害もないように思う。犯罪者扱いというのもみんな取られていれば、気にしなくなる。鉄道とか電気の普及の時に起こる、単なる感情論のようだ。アメリカの指紋採取も、もう問題ではなくなっているのではないだろうか。これらについては、いいとしても、指紋採取により入国手続きに時間がかかるようになりビジネス観光客に悪影響を与えるというのは、意味のある反対論だと思う。

ただ、これについては、運用が軌道に乗れば入国手続きの時間は明らかに短縮できる。たぶん、今までの手続きの中で、偽造パスポートによる強制退去者やテロ容疑者のチェックには、非常に手間がかかっているはずだ。このチェックが指紋だけで通れればずっと楽になる。何度も来日しているビジネス客は指紋が通れば、ほとんどフリーになるだろう。

最近ETCで高速を使ったが、昔と比べればとても簡単だ。入国システムにもそれは適用できると思う。指紋を使った認証システムがあるから、他の国に比べて入国がとても簡単だという事がおこる。もっとも、指紋を使った認証システムが便利だとわかれば他の国も導入しはじめるだろう。

日本人も指紋を登録しておけば、自動化ゲートを使って審査時間が短縮されると言う。

自動化ゲートというのは時事の解説によると、下のようなものだ。

2007/03/17-14:15 自動化ゲートとは

 自動化ゲート 空港での出入国審査を指紋などの個人識別情報を使って無人のゲートで行う装置。審査時間の短縮による混雑緩和が狙いで、出入国者の事前登録が必要になる。ゲート内の機械で旅券、指紋の情報を照合し、本人と確認されれば審査終了。既に自動化ゲートを導入している英国やオランダなどでは瞳の模様(虹彩)を個人識別に利用している。  日本では昨年5月の入管法改正で導入を決定し、今年11月をめどに運用開始。入国審査官による対面審査がなくなり、旅券への証印を省くことができる。(了)


日本人もみんな指紋登録を事前にするようになれば、外国人だけ犯罪者扱いされるという批判も消えていく。システムの最初の立ち上がりがは運用も含めていろいろと大変だが、指紋採取システムは安全だからではなく便利だから利用する、そんな風になっていければいい。

「指紋採取反対論への反論」の終わり
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る