異をとなえん |

有害サイトの規制はおとり捜査で

2007.11.18 Sun

03:15:58

ネット上での有害サイトに対する規制論が幅をきかせている。
私は基本的に自由を尊重する立場なので、あまり規制をかけずに済ませられないかと考えている。
その一つの方法として有害サイトに対するおとり捜査を挙げる。

現在の状態でいわゆる有害サイトを摘発しようとすると法律上のしきいが高い。
犯罪を示唆するような情報はあっても、実際の犯罪行為自体は内輪で行なわれるので摘発できない。
疑わしいやり取りはあっても、犯罪が成立しないと捜査できない。
その結果、ネットを通じて普通の人間を犯罪に加担させる可能性が非常に大きくなってしまい、規制論が出てくる。

この状況をおとり捜査なら解決できる。
犯罪を示唆するようなサイトに一般人を装って直接連絡できる。
そして、相手側が犯罪行為を提案すればそれだけで捜査を開始できるし、
犯罪行為を未然に防ぐ事が可能になる。

おとり捜査の問題点は、犯罪に手を染めない可能性があった人に対して最後の一押しを与えてしまうことだろう。
また、裁判において捜査側と犯罪者側のどちらに主体性があったかで、もめる可能性も大きい。

しかし、ネット上でのおとり捜査はこれらの問題をかなり解決できる。
メールや掲示板での文字のやり取りなら、犯罪を行なおうとしている側も冷静に判断する事を期待できる。
一時の感情に任せてという事が少なくなるので、犯罪を誘発する危険性も少ない。
また、裁判においてもやり取りがすべて残るので、裁判官は犯罪の主体性がどちらにあったかを客観的に判断できる。
以上の事から、ネット上でのおとり捜査は有効だと思うのだ。

そして、最も重要なのは抑止効果である。
一見の客が刑事の可能性があるならば、違法行為をしようとするサイトは簡単に犯罪を受けるような事はなくなる。
それだけで、抑止効果はある。
もちろん、url、メールアドレス等を物理的に渡して、後はネットで連絡するような方法に変わるだろうが、それはネットの影響で犯罪が起こったというより、犯罪者同士がネットで連絡しているだけだろう。
一般人が有害サイトに簡単にアクセスして犯罪を犯してしまう状況を回避できれば、今回の問題は解決できる。
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