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竹島譲渡案の愚かしさ 画像
08月19日

今日、週刊現代(2008年08月30日号)を読むと、
高橋源一郎が「おじさんは白馬に乗って」というコラムで、
竹島問題の解決法を語っていた。

案は二つあって、竹島を韓国に譲渡する案と爆破してしまおうという案だ。
どちらも馬鹿馬鹿し過ぎる案なのだが、
どうも提案している人間は大真面目らしい。
譲渡案は朝日新聞の若宮氏も提案している事もあって、
意義があると考えている人もいるのだ。
竹島譲渡案は何の解決にもならない事を説明しておきたい。

まず、私はどちらかと言うと、へたれ、穏健派なので、
竹島譲渡案で紛争が解決できるならば、それでいいと思っている。
領土を侵略されて黙っているのは亡国の道だと考えている人からは、
罵倒されそうだが、竹島は命を賭けで争うほどの土地でもないし、
占領されて時間が経ちすぎた。
しかし、竹島譲渡案では何の解決にもならないのだ。

韓国は竹島が自国の固有の領土だと主張している。
自国民に対してそう教育している。
ほとんどの国民はそう信じている。
そうすると、自分たちの物を他者から貰う事ができるだろうか。

つまり、譲渡とか、爆破とかいう案は、
日本が竹島に対して何らかの権利を持っている事を前提にしている。
しかし、韓国の主張の最も重要な点は、
日本が竹島に対して何の権利も持っていない事であって、
それを前提にしている提案は、韓国から見れば譲歩ではないのだ。

たとえば、対馬を日本に譲渡してもいい、その代わりに日本海を東海に改名しろと、
韓国が主張してきた場合、真面目に取りあう人がいるだろうか。
竹島譲渡案も同じことなのだ。
韓国は竹島を自分たち固有の領土と主張しているのだから。

だから、日本が竹島を韓国に譲る代わりに、
韓国は日本海を認めるなどというような案は論外になる。
こんな案を認めれば、韓国政府は間違い無く崩壊する。
大統領は弾劾され、追放される。
そういう観念の世界に韓国人は生きている。

竹島は人の住めない小さな島で、経済的な利益はほとんどない。
漁業の問題はあるが、普通なら隣国と紛争を起こすほどの問題ではない。
にもかかわらず、韓国が竹島の領有を強く主張するのは、
日本の鼻をあかす事が最大の目的だからだ。

究極的には、韓国は日本に竹島を自国の領土と主張している事をあきらめさせ、
結果、日本が韓国に謝罪と賠償する事を求めているのだ。
日本人から見ると理不尽かも知れないが、
ヤクザから60年近く自分の土地を要求され続け、
そのヤクザが足を洗ったからと土地の要求をあきらめたと告げに来たら、
謝罪を求めたくなる心理は理解できるだろう。

物好きは謝罪と賠償をしてもいいと思うかもしれない。
そうしたら、次に韓国は対馬を返せと主張してくるだけだ。
対馬は形だけ李氏朝鮮に対して朝貢した事があるからだ。
対馬も韓国に渡せと考える日本人は流石にいないだろう。
結局、竹島譲渡案は何の解決にもならない。


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